ノベルティを制作する前に、目的と予算、そして商品イメージを決めましょう。特に予算は、点数と単価も含めて具体的に決めておきたいところです。予算が決まっていないと、商品も決められません。
あらかじめ具体的に決めていれば、余計なスケジュールを割かずに済むため、業務の効率化にも繋がります。
社名やロゴ、商品名の入ったノベルティを配り、継続的に使ってもらうことで、自社の認知度の向上につながります。
普段の生活で日常的に使うことの出来るボールペンやノート、タンブラーなどはノベルティの定番ですが、これらの商品はあまりにも沢山あるので、他社製品に埋もれてしまい、印象に残りづらいという欠点もあります。
認知度向上のためにノベルティを配るのであれば、印象に残りやすいオリジナリティのあるものにしましょう。
見込み顧客を獲得するためには、名刺交換やアンケート情報が欠かせません。しかし、そもそもブースに人が集まらなければ、こうした名刺やアンケートを集めることはできません。その点、ノベルティを配ることで来場者の気を惹くことができ、ブースへの誘導が容易になります。
さらにノベルティを配ることで、来場者にも名刺を出してもらいやすくなるため、名刺交換やアンケート回答の機会を作り出すことができます。
また、ブースへの誘導のために配るノベルティと、ブース内にて話を聞いてもらいアンケートに回答してもらった来場者に配るノベルティを分けることで、より印象に残りやすくなります。
出展が、会社の認知度向上や・ブランディングを目的とする場合、ノベルティは、見込み客であるないにかかわらず、できるだけたくさんの展示会来場者に配布するのがいいでしょう。
また、来場者は、目的のブースがあるものの、ある程度は流動的にフラフラしていることもあります。そういう層を、ノベルティで獲得するという方法もあります一方、より確度の高い見込み客を獲得するための出展の場合、アンケートに答えていただいた来場者や、名刺交換をした来場者、招待状で来場したお客様にノベルティを配るべきです。
最近では、出展目的がこれまでの単純な企業ブランディングから、より直接的に売上拡大に繋がる、新規顧客獲得・見込み客獲得へと変わってきています。
ノベルティも、こうした見込み顧客獲得の一手段として使われることが多くなってきているため、オリジナリティのあるコアな顧客が喜ぶノベルティも効果的です。
人は、モノが希少であればあるほど、欲しいと思う欲求が強くなります。
この法則を利用し、ノベルティの数量をあらかじめ限定することで、ブースに訪れる来客者の数を増やすという方法があります。
例えば、ブース内に「数量限定、来場者特典残り〇〇点」のようなポップを置くことで、来場者の注意を引き、ブースへ誘導することができます。
展示会会場では、多くの来場者が各企業の資料やパンフレットを持ち歩きながら会場を回るため、軽くてかさばらないノベルティを配りましょう。
資料やパンフレットを収納することの出来るカバンなどもノベルティとして人気があります。
ノベルティをせっかく配っても、その後使用する機会がなかったり、実用性がなければ意味がありません。ノベルティを選ぶ際は、日々の生活の中で使用頻度が高く、実用性の高い便利なものにしましょう。
ノベルティを受け取った来場者に、日々の暮らしの中で継続的に使ってもらうことで、自社の認知度の向上につながります。
ノベルティの定番でもあるボールペンは、日々の生活の中での使用頻度が高く、実用性もありますが、印字される企業名やロゴが小さいため印象に残りづらいです。
このように普段よく使うものであっても、企業名やロゴが目に入りづらいノベルティは避けた方が良いでしょう。